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居抜き店舗のメリットとデメリットです

飲食店は未経験でも開業することができるので人気がある業種です。しかし開業する人が多いということは廃業する人も多いということを意味しています。多額の設備投資をしてオープンさせたものの赤字が続いてしまって閉店をするケースが後を絶たないのです。不動産賃貸では原状回復義務が課されていることが多い為、全てを撤去して返さなければなりません。何百万円も投資をして工事した店舗を元に戻すのではなく、これから開業をしようとしている人に譲ろうとする取り組みがあります。それが居抜き店舗です。資源の無駄を無くして、使える物を有効活用しようというものです。リサイクル店舗で引き取って貰うこともできますが、安い金額にしかならない上に取り外しや配送量も負担しなければなりません。ではメリットとデメリットを検討してみましょう。

まずは居抜き店舗を利用するメリットです。

工事が完了している店舗の最大のメリットは、すぐに営業を開始できるということです。食材などの備品を揃えれば始めることができるのです。メリットをいくつか検討してみましょう。1、設備投資費用を大幅に抑えられる2、営業許可をとりやすいそれぞれ詳しく考えていきます。1、飲食店は設備投資に多額の費用がかかってしまいます。取り付ける業者もバラバラなのでそれぞれ専門業者に依頼をしなければなりません。既に工事が完了しているのですから手間はかかりません。お礼金としていくらか負担をすれば良いので大幅に費用負担を圧縮できます。2、現在営業している店舗でもある為、営業許可を比較的早く取得することができます。早く取得ができれば営業を開始できる日程も早めることができます。

次に居抜き店舗を利用するデメリットです。

既に営業をしている店舗を引き継ぐ最大のデメリットは、自分がやりたい業種の店舗を見つけにくいという点です。設備の関係上考えたメニューを提供出来ないことがあります。デメリットについてもいくつか検討してみましょう。1、それまでの店舗実績を引き継いでしまう2、提供したいメニューを作成できないそれぞれ詳しく考えていきます。1、赤字店舗だったことが多いのは冒頭で説明をした通りです。悪い評判は中々消えることはありません。ゼロから始めるよりも努力をしなければいけない可能性があります。2、これまで経営をしていた人が使用していた設備なので、提供をしたいメニューを作れないデメリットがあります。一部メニュー構成を替える必要があったり、諦めなければいけない可能性があります。自分がやりたい業種の店舗を見つけられるかがポイントになります。