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居抜き店舗の相場をご説明します

お店や病院を開く場合には、自社ビルがあればその自社ビルを使えばいいですが、ふつうはなかなか自社ビルを持っていませんのでテナントを借りることになります。テナントを借りる場合はお金がかかるのは当然ですが、開業当時は普通満足なお金を持っていません。そうすると、できるだけ安く店舗を借りなければならないでしょう。店舗を借りる場合には、どのように安くすることができるかがポイントになります。できるだけ安く借りたければ居抜き店舗を借り入れするとよいでしょう。居ぬき店舗は、何にもないテナントではなく、すでに造作や設備・備品などが整ったテナントになります。前の借り主がそのままの状態にして残していったものです。では居ぬきの店舗を借りる場合、どれくらいの費用がかかるでしょうか。

居抜き店舗の費用について知っておこう

居抜き店舗の相場については、どこの店舗を借りるかによっても異なります。また、テナントがどのような状態になっているかによっても異なるでしょう。例えば、駅前であればいくら居抜きであっても相場が高くなるのは当然です。普通であれば初期費用が100万円で借りることができる場合でも、居抜きの店舗であれば30万円ほどに抑えることができます。また、居抜き状態によって、その相場も大きく変わってきますが、例えば前の住人が歯医者を営んでいた場合、その費用が高くなっていることがあります。歯医者にはレントゲン等の高価な設備が整っています。これらの設備をそのまま物件の中に置きっぱなしにしているとすれば、借りる時だけでもかなりの出費になるのではないでしょうか。レントゲンの設備だけで1,000万円はします。

できるだけ安くするにはどうしたらいいか 

では、できるだけ安い相場のところを見つけるにはどうしたらいいでしょうか。安い相場の場所を見つけるには、立地についてはあきらめなければなりません。立地があまり良くないと賃料が安くなるのは当たり前ですが、立地が良いと当然賃料も高くなります。結局居抜き物件において相場が分かれるのは、設備がどのようになっているかというところになります。設備については、できるだけお金をかけない方が良いかもしれませんが、どのような設備が付いているかによっても意見が分かれるところでしょう。例えば、それなりに重要な設備が安く借りられるとすれば、相場は多少高くなったとしても借り入れたほうがいいでしょう。逆の場合であれば無理して借りる必要はありません。そのように考えると、商売で何を必要としているか明確であることが重要です。